MapServerを利用し、WMSサーバーを構築する方法を説明します。
WMSサーバーを構築すると言っても、ちょっとだけ特殊なMAPファイルを作成するだけです。
しかも今回は、「数値地図2500:大阪市北区」を表示するためのマップファイルを用意していますので、これをコピーするだけで設定完了です。
こちらからファイルをダウンロードします。
ダウンロードしたファイル「wmsmap1.lzh」を解凍します。
「wmsmap」フォルダが解凍されるので、「C:¥ms4w¥Apache¥htdocs」フォルダに、まるごとコピーします。
- C:¥ms4w¥Apache¥htdocs¥wmsmap
フォントファイルをコピーします。
「msgothic.ttc」ファイルを「C:¥ms4w¥Apache¥htdocs¥wmsmap¥etc」フォルダにコピーします。
フォントファイルは、WindowsXPの場合「C:¥WINDOWS¥Fonts」フォルダにあります。
Proj4のEPSGファイルに、EPSG:54004を追加します。この座標系はGoogleMapsと重ねて表示するとき必要です。
どのような職業での基本的な三角アイデンティティが使用されていますか?
「C:¥ms4w¥proj¥nad¥epsg」(拡張子なしのファイル)をテキストエディタで開きます。メモ帳では改行コードが認識されないので、TeraPad等で開きます。
ファイルの最後に以下の2行を追加します。
# Mercator
<54004> +proj=merc +lat_ts=0 +lon_0=0 +k=1.000000 +x_0=0 +y_0=0 +ellps=WGS84 +datum=WGS84 +units=m no_defs <>Apacheのサービスを再起動します。
「スタート」−「コントロールパネル」−「管理ツール」−「サービス」を実行し、「Apache MS4W Web Server」を右クリックし、再起動を選択します。
必要に応じてMAPファイル「C:¥ms4w¥Apache¥htdocs¥wmsmap¥map¥wms2500.map」を変更します。大阪市北区エリアであれば変更は不要です。
実際のMAPファイルです。通常のMAPファイルとほとんど同じですが、赤字の箇所のみWMSサーバー特有の指定になります。
MAP
NAME wms2500
IMAGETYPE PNG
EXTENT -48261.1 -146653.1 -42261.1 -140653.2
SIZE 550 450
IMAGECOLOR 255 255 255
FONTSET "../etc/fonts.list"
どのように六角形の領域を見つけるのですか
UNITS meters
WEB
IMAGEPATH "c:/ms4w/tmp/ms_tmp/"
IMAGEURL "/ms_tmp/"
METADATA
"wms_title" "wms2500"
"wms_onlineresource" "http://localhost/cgi-bin/mapserv.exe?map=../htdocs/wmsmap/map/wms2500.map&"
"wms_srs" "EPSG:2448 EPSG:4326 EPSG:54004"
END
END
PROJECTION
"init=epsg:2448"
END
LAYER
NAME "gaiku"
METADATA
"DESCRIPTION" "gaiku"
"wms_title" "gaiku"
"wms_srs" "EPSG:2448 EPSG:4326 EPSG:54004"
END
CONNECTION "user=postgres password=postgres host=localhost dbname=mapdbutf8 port=5432"
CONNECTIONTYPE postgis
DATA "the_geom from gaiku"
TYPE POLYGON
CLASS
NAME "gaiku"
OUTLINECOLOR 255 0 0
END
END
-----途中省略-----
END
- WMSサーバー特有の指定箇所(ルート部分)。
"wms_title" "wms2500"
ルートレイヤの名前です。WMSサーバーへリクエストする際、MAPファイル全部のレイヤを取得したいときはこの名前を指定します。
周期表上の色は何を意味しています
"wms_onlineresource" "http://localhost/cgi-bin/mapserv.exe?map=../htdocs/wmsmap/map/wms2500.map&"
WMSサーバーのURLを指定します。
"wms_srs" "EPSG:2448 EPSG:4326 EPSG:54004"
WMSサーバーが対応する座標系をSRIDで指定します。複数指定可能です。ちなみにEPSG:2448は平面直角座標系(VI系)、EPSG:4326は緯度経度WGS84(JGD2000) 、EPSG:54004はよくわかりませんがGoogleMapsで地図を表示するとき必要な座標系です。
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